- 2009年1月 3日 23:51
- blog
予告通り正月3日目の今日は、ブログを続けるコツの第1段を書きたいと思います。ただし、題名の通り「書きながら脳を整理」しながらです。
GoodPicの金子さん(Sixapartの中の人でもあります)が、2005年の11月にアップルストアーでプレゼンした「ブログで始める、情報整理」の中で、「書く」ということを、次のようにのまとめています。
- 書いてみないと、分からない
- 書きながら、記憶を整理すればいい
- 書く内容はどんどんかわってもOK
- ゆるいテーマが書きやすい
- 書いて公開すると、情報が向こうからやって来る
- ロングテールの中では、作者=読者
詳しくは、その時のプレゼンテーション資料がブログで公開されていますので参考にしていたらければいいのですが、まずは自分のための情報整理と考えて、書きながらまとめていけばいいじゃないか、そして未完成な文章を共有することで、コメントやトラックバックといった形で、足りない情報や、思考のヒントが向こうからやってくる。それがブログをやる意味の一つではないかということだと思います。
この考え方、聞いた当時からとっても共感できて、ただでさえ普段から妄想というか、思考の矢があちこちに向いてしまうタイプなので、それを一つでもおおく着地させる方法としてずっと頭の片隅に入れてました。
でもなかなか、自意識とかが邪魔するのですよね。その呪縛からはなれるのに、3年もかかってしまいました。いけませんねぇ...
金子さんのブログでは、さらに脳研究で有名な茂木さんの本「脳整理法」を参考にして、「書くこと」を次のように理由づけています。
書こうとすることは、記憶や感情や感覚を集め、それを文章のかたちで再構成することです。書く過程は、バラバラに記憶されていた思い出のパーツを、改めてリンクさせていくことでもあります。
記憶の連想を、「書く」という行為でハイパーリンクしていくことで、新しい思考がうまれてくるんじゃないだろうかと言うことですね。
日常というのは、書いてみないと分からないことだらけ
初めから結論ありきという文章より、自分が書きながら読者として発見があるのは、むしろ結論がわからないから書く文章なのかもしれませんね。
まだ完成していない、草稿の段階で出してしまってもOK。必ずしもしなくてよい、道草でもある。野生の草花のように、どんな方向に咲いてもいい。それゆえに、何が書き上がるか分からない面白さもある。ただし、その時に書いておかないと、もう一生書くことは無いかもしれない。
だからこそ、草稿でもいいじゃない、テーマもあっちこっち向いてもいいじゃないということです。書いてみないとどんな結論がでるかわからないし、そもそもその事を忘れてしまっちゃうかもしれないということだと思います。金子さんはこのことを「草文章」と名付けて、そういうジャンルの文体が今後出てくるんじゃないだろうかと予測しています。
検索して探したサイトには、同じようなテーマの記事が集まっていると便利です。しかし、RSSリーダーで定期的にブログをチェックしている場合は、予想していなかった情報があると、オッと嬉しい気持ちになります。よく読んでいるブログなどは、徐々にテーマが変わっていったりすると、「なるほど、今はこういう方面に注目しているんだな」と、過去の文脈から今のテーマが見えてきたりする。また、テーマが少し変わっても、一つのブログでは、書く人のカラーが維持される安心感がある。
テーマをゆるく設定してもいいじゃないかということが、書く人へのプレッシャーを減らすだけでなく、読者にとっても以外な発見を提供できたり、その人の視点の変化という形として現れるんじゃないかと言うことです。
それぞれの理由を、さらに茂木さんの脳科学の視点から詳しく説明されているので、興味ある人は読んでみてください。僕もこの本買ってはあるんですがまだ読み切れてません。すごくざっくりとまとめると、多分脳って、そのシナプスの構造からして、連想や偶有や意外性といったことがとても重要だと言うことだと思います。
考えや興味を、あちらこちらに散らばらせながらも、それらをみんなでつなげてみる。書くということはそういう脳のための整理術でもあるみたいです。まさにこれこそがこのブログの目的です。
あなたも、脳の整理整頓のために書いてみませんか?
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