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我々は究極のインターフェースをすでに体験している

  • Posted by: tomix
  • 2009年1月 7日 23:07
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さて、今日はどんなことを書こうかなと、ネットをさまよっておりましたら、僕と同じことを考えてる人がいるんだっていう記事を見つけました。それはどんなものにもインターフェースはあるよね。って事です。

インターフェースと、インタフェース

今日名刺を作っていて、今度始める我が社の新ブランド、インターフェースラボのタグライン(ブランドのメッセージコピー)を考えている時の事です。

インターフェースってプログラマーが聞くと、ユーザーインタフェース(UI)のことではなくって、ソフトやハードとのインターフェースの事を最初に思いつくみたいね、っていう話になりました。バイト数を少しでも削りたいプログラマーの習慣で、最初の音引きはなく、インタフェースと言うらしいよと。

そこで、ユーザーインターフェースデザインサービスとした訳ですが、一方、ヒューマンインターフェース(HI)とか、ユーザーエクスペリエンス(UX)といった言葉もあって、わざわざユーザーって言葉をつけるのに、すこしだけ引っかかっていました。

チーズバーガーにもインターフェースはある

UIは、ハードやソフトと区別するための言葉、HIは少し人間工学的視点、UXは顧客満足(CS)や、少しマーケティング的視点でしょうか。2文字英語だらけで混乱してしまいますが、ソフトウエアーやハードウエアーだけの世界の言葉のようにも思えますが、実社会で生きているある人間、すなわちユーザーが、それをつかったり、情報を得たりといった体験をする場には、かならずその人と対象物の間にインターフェース、すなわち接する境界面があるわけです。

そういう視点から考えると、なにもかもがインターフェースです。お箸だって、新聞だって、本だってインタフェースです。はがきだって、コミュニケーションをとるのに最適な情報量をおさめられつつ、運搬に最適な大きさと考えられたインターフェースで出来ていると考えられます。そうやって考えると、どこまでがプロダクトデザインで、どこからがグラフィックデザインで、どこからがウェブデザインやインタラクティブデザインなのかなんて事を、区別すること自体が、そもそもナンセンスなんじゃないかと言うことに気づきます。すべてインターフェースをデザインしているわけですから。

記事ではマクドナルドのチーズバーガーがいかに優れたインターフェースを持っているかを述べています。確かにひとまとめに食べられる大きさと形、どこでも食べられる包み紙。それを手にいれるまでの店舗システム。どれをとってもよくできています。同じ視点出考えればお寿司だってなかなかいいインターフェースですね。一口でぱくりと食べられるあの形。もともと屋台で気の短い江戸っ子のためにできたとの事ですから、江戸っ子の顧客満足追求の結果があの形になったのでしょう。店舗システムだって、回転ずしがありますものね。

ではもっとも使いやすいインターフェースとは?

インターフェースといえばユーザビリティ。使いやすさのことですが、記事では、我々はすでに究極のインターフェースを体験していると述べています。それは「乳頭」。おっぱいの事ですね。生まれてすぐの赤ちゃんでも使う事が出来て、男の場合大人になっても恋い焦がれる….(あれ?)。何もにも代え難いあの触感、手にちょうど収まる大きさ。使っていることを忘れて眠ってしまうほどの使いやすさ、お母さんの鼓動と体温で安心感をつたえる….等々、考えていけばこれに勝るものはなさそうです。

こうやって考えると、人間の体ですらインターフェースデザインされているような気がしてなりません。自然の摂理である進化も、人間が意図して行うデザインも、相手がもっとも満足する形のものが自然と残っていく。進化の競争と、ビジネスの競争が同じであるのは、偶然ではなくむしろ必然でしょう。

インターフェースをデザインするという行為は、一見きわめて狭い領域の専門的な業務に思われがちですが、実はまったく逆のきわめて普遍的な行為なのです。

究極のインターフェースはすでにあるって思うと、デザイナーとしてちょっと気が楽になちゃいました。

    

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